- 作者: 堀井憲一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/19
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- 作者: 高橋朗
- 出版社/メーカー: ナナコーポレートコミュニケーション
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トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち
- 作者: 山本哲士,加藤鉱
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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若者殺し書は、80年代(だけ)がお祭り騒ぎだったことを言う。もう戦後の流れのままやっていてもうまくいかないし、新しい世代が新しい時代を作るから、いまの20代は80年代の旨味も10~年代の旨味も享受できない。なんとか逃げろ。という。で、逃げ方として、伝統文化を継承しろという。
サバイバル書は、若者殺し書とほぼおなじことを別の側面から描いている。で、著者がレクサスブランド戦略(米でか日でかは読めてない)チームの一員だったとかで、レクサスは今後台頭する感受性主義に照準している、若者は感受性を大切にして生きろ、という。
ところで、レクサスだが、レクサスと言えば「レクサスとオリーブの木」がある*1が、その後、日本に逆輸入されたレクサスは惨敗したらしいことを惨敗書は述べている。文字通りだ。で、要するに、レクサスが米国で成功したのはブランドではなくて販売ディーラーの成功なのだと。日本レクサスはホスピタリティとか言いながら全然的外れだと。ディーラーが全然だめだと。だから売れるはずがないと。そういうことを言っているようだった。
*1:この題名はおとぎ話のようだ。