かさねることを大事にする

研究所を出ると通り雨のあとで湿度が異常に高く、死にそうな思いがした。
届け物があったので大学に行き、先輩たちと話しているとき、公衆電話から友人がかけてきていた。携帯を失ったということで、別の人に伝言を頼まれた。それにしても、彼とは長い付き合いとはいえ、私の電話番号を覚えていたものだと思ったが、ふと気が付くと、あ、そうか、と思った。
で、伝言の相手を連絡先に見たが、ない。まだ完全に電話帳を移行していない(半年経とうとしているのに)。あわてて共用のノートパソコンを取り出し、私自身所有の外付けHDDをつなぎ、屋久島に行った時に作ったエクセル形式の電話帳を見て、事なきを得た。屋久島には私は電話を持っていかなかった。私が記憶している電話番号は、実は母のものだけである。携帯の電話帳から吸出し、エクセルファイルにして印刷し、電話帳として折りたたんで持っていった。
そのときの私の動きが、だべっている時の私のだらっとした風体とはあまりに異なっていたため、先輩は「ハマヂがクロックアップしてら」と言った。Tシャツがピンクだったため、「色が薄いから2倍速だ」とも言った。
さて、これに懲りて、紙のものに準ずる電話帳をPDFで作っておき、携帯に入れておくことにした。