生命科学系、学部あたりで教わるのは、この本に載っているのが原論文であることが多い。
ところで、前書きにこうある。
本シリーズの効果的な活用法として、ある論文を精読したのちに、その論文を全部筆写することをおすすめする。ワープロに打ち込んでもよい。手間ひまかかるが、この作業が英語論文執筆の上達法なのである。論文を日本語で書いてから英訳するのは愚の骨頂である。序論、方法、結果、考察の流れはどの論文にも共通し、英語で考えて書く習慣をつける必要がある。それには論文10編くらいを筆写することである。普通、博士の学位論文作成にあたって英語論文の執筆にかかるが、修士課程のうちに取り組んでおくのが望ましい。
- 精読
- 筆写
- これを論文10本で行う