殺シ屋鬼司令II

世界一物騒な題名の育児ブログです。読書と研究について書いてきました。このあいだまで万年筆で書く快感にひたっていました。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

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系統学的「直観」の勝利

マズいこととは思いつつ……修論そっちのけな実験をしている。
もちろん、うまくいけば修論に含めることができて、ハクがつく。3月の藻学会でも発表できるだろう。
当然、問題はうまくいくかどうかだ。
勝てば官軍、部分的に100 bpでも配列が出れば勝ちだ。この時期に、賭けにでてしまった。ざわ…… ざわ…… バクチプライマーを系統学的「直観」から設計した。というのは、要するに、ターゲットの配列は、ある程度は保存的で、使えるが、いくつかの塩基については……「ドタ勘」だ。われながらよくこんなものを作ってしまったと思う。こっちの系統ではこのサイトでこの塩基が保存的だけど、こっちではこの塩基に置換してるから……えいっこいつだッ、というのが20塩基中3つほどある。
きょうは配列のオープンだった。一日中そわそわしているというのはよくないことだ。だが気になる。
6時にオープンになった。夕食をとってから結果を見、軽くP氏と話した。結果はポジティブだった。これで、峠は越えた。あとは本丸に攻め込むだけかというとそうでもない。いろいろある、道なき道である。