ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話 (岩波文庫)を読み終えました。
個々のエピソードが想像に溢れていてじゅうぶんに楽しみました。一方で、骨の折れる読書でした。読んでいるうちに、ギリシア神話のダイジェストだと気がつきました。
多くのエピソードが細切れであるため、集中が続きませんでした。トロイア戦争のくだりは、「イリアス」以前の経緯と、その後「オデュッセイア」、「アエネイス」に至るまで、ひとつづきに書いてあります。私も一気に読みました。
駅前の「喫茶 つ」に入りました。かつて、その隣の駅の近くには、「喫茶 駅」というのがあったことを朧気ながらに覚えています。どうしてこの辺ではこうも、実に直截な表現を好むひとがあるのでしょうか。