私が科学をするのは

ひとことでいうと、無垢な子供たちを「徴発」するためです。
子供たちの好奇心に知識というエサをちらつかせて、子供たちをひき寄せてはさらって、人類のために一生涯奉仕させる、いわば魔王をイメージしています。
今日、大学に行くと、大学院の入学式がありました。おそらくは、他の大学からの修士の新入生なのでしょう、いきいきとした顔でキャンパスを歩いているのを見て、「あの門は蒼ざめたり。ようこそ永劫の苦しみへ」と思いました。願わくは彼/女らに、淘汰という祝福の、洗礼の、苛烈ならんことを。
以前は、ハイテンションとローテンションの波だったのが、最近では、善と悪のシーソー、ピンポンです。幸福そうな人を見て、その笑顔を祝うのと同時に、呪いの言葉が頭の中を渦巻いています。みずみずしい新生児を抱く夫婦に訪れうる悪魔とはどのようなものか想像します。論理は暴力と相補うものです。
いや、まったくもって、どこもかしこも、右も左も、この世というものは