殺シ屋鬼司令II

読書と研究について書いてきました。最近は万年筆で書く快感にひたっています。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

どれほど私は天才なのか

正直なところ、私は私が天才だと思っています。
天才として覚醒したときのエピソードをお話しましょう。学部2年の頃です。これが私が天才であることを物語る最も顕著な例です。
夕暮れの駒場キャンパスでした。
大学生協で弁当を購入して、情報棟のほうまで歩いてきて、掲示板のあたりのベンチで、弁当をあけました。
ついていたわりばしを袋から取り出し、いざ、いただきます、とわりばしを割ろうとすると、割れませんでした。いくら力を入れてもだめでした。
ワレメがありませんでした。
生協はすでに閉店していました。私の箸は、ピチッ、キュッと脚を閉じて私を拒んでいました。
私は目の前の状況に絶望を感じかけましたが。突如として案が浮かびました。
私は両手で箸を持ち、エイと折りました。箸は半分の長さの2本の棒になりました。箸というのは、抽象化して考えれば、2本の棒です。
その箸で食べようとしました。しかし、短くて食べにくく、結局は折れた箸の端でご飯を刺しながら食べました。
危機に直面したときのとっさのひらめきと、食べるという目的に向かっていく飽くなき意志が、私の天才たる由縁であります。