殺シ屋鬼司令II

世界一物騒な題名の育児ブログです。読書と研究について書いてきました。このあいだまで万年筆で書く快感にひたっていました。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

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池田清彦というのはスティーブン・ジェイ・グールドのようだ

ちなみに「進化論の分野でちょっと本を読めば、グールドがこの世界でのジョン・ケネス・ガルブレイスなんだ」という指摘があります。

科学の剣 哲学の魔法―対談 構造主義科学論から構造構成主義への継承

科学の剣 哲学の魔法―対談 構造主義科学論から構造構成主義への継承

この本を構造主義科学論・構造構成主義を勉強しようと思うがあまりにも基礎が無くて怖いorz · As a Futurist...で知って図書館で借りてパラパラ読んでいた。面白かったので書き留めておく。

(西條)(アイザック・スターンが、自分の演奏に臨んで)よい演奏をするには、これがいまの時点で最高の演奏だという自負を持ちつつも、明日にはそうじゃなくなるかもしれないことを受け容れる謙虚さの両方をもっていなければならない (pp.57-58)

(池田)哲学的な言説も世界3に属するから積み重なっていくわけだけれど、これをりかいするのは世界2の仕事だからたいへんだ。p.136

(池田)社会はあからさまな恐怖とあからさまな欲望を隠蔽する装置 p.228