実家から東京に戻ってから断続的に高校生物の勉強をしていた。
- 作者: 生物問題研究会
- 出版社/メーカー: 数研出版
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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むしろこの高校生物の勉強をしていて「ああ! 俺は何と無知を晒してたんだろう」と赤面することが多かった。凄く多い。自分はいい加減なことばかり言ってきたと思う。ビギナーズラックとか言うレベルの話ではない。お前基礎知識ぐらい勉強してこいよと私は4、5年前の自分に言いたい。実はその頃高校生物を勉強したのはこれである。
- 作者: 本川達雄
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2002/12/01
- メディア: 単行本
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ここで私が使ったゼミノート生物IBを題材に教科書・参考書・問題集というモノの意義とは何か考えた。通俗書や一般啓蒙書でよくある「楽しく学ぶ」や「面白い」「ゲーム感覚の」という書籍に対して教科書・参考書・問題集が持つ長所は「つまらないことも書いてある」事だと思う。或る学の枠組み全体を看取るというのは基本的には全体として楽しいことなのだけれど、細部をみるととてもうんざりすることもある。ゼミノート生物IBにしたって、学部3年の頃からやりはじめて、穴埋めの項目を全部埋めるのに断続的にやってて結局いま終わった。もう論文童貞まで切っちゃってるじゃん。それでもやって良かったと感じる。やる必要があった。当然である。