インテリワナビーのブログを読んでいて

不快なのは、何か社会問題を論じる際に一知半解のジャーゴンが突如として剥き出しで使われていることだ。日本語には便利なコトバがあって、こういうのを「虚仮威し」という。

元URL:http://twitter.com/thinkeroid/statuses/884804766
ちなみにワナビーというのは、「アイワナビー I wanna be」の略である。なりたいけどなれていない、あすはなろう、あすなろう、あすなろうという人たちのことをいう。

普通のひと


一般にはこうした論述になる。田島正樹も「ララビアータ」というブログを書いているけれど、世間一般の事象を扱う際にはきちんと段階を踏んで世間語彙を尽くした上で核心に入っていく。

人文系ブロガー(インテリワナビー


彼らはいきなりジャーゴンが全面に出てくる。ジャーゴンというか概念というのは確かに思想の運動のためには不可欠だ。彼らはそれを良く鍛えてきたのだろう。しかし、彼らはそれを皮膚に包むことを忘れている。そうすると絵に示したように筋肉解剖図のようにグロテスクなものに映じる。

ウィトゲンシュタイン

20世紀の哲学者ウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」は命題の排列から成る。論理は文章の骨格であり、通常は体内を通じるものであろう。だが、ウィトゲンシュタインは違う。外骨格である。

ここに示したのは弐瓶勉ABARA』に登場する「クロガウナ」という様態で、厳密には中に人がいる。だが、イメージとしてはこういう、外側に骨格がある。

ABARA (上) (ヤングジャンプコミックス)

ABARA (上) (ヤングジャンプコミックス)

ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)

ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)

最近弐瓶勉大プッシュ中なので是非読んでみてください。
ちなみにウィトゲンシュタインについてはこれを一読すると全体像が見えてとても楽しいです。Happy writing!