いや、確かに私も、某B社で「ボルボックスの性の研究をしています」と言ったら
日本にボルボックスは何匹いるの?
と聞かれたときは、逆にこんな安直な質問でいいのかとか思いましたが、その次の面接官でサックリ落とされましたが。
もっと困ったのは、某G社のグループディスカッションで
この中で、何か10年間続けているものがある人はいますか?
という質問があった。私は何もないので手を挙げないでいると皆手を挙げるわけです。聞いてみると
乗馬を小学校からやっています
テニスを(ry
株を(ry
と答えるので、へーみんなそれなりにやってるんだなーと思っていたら、学生の一人が
ハマヂさんは何かないんですか?
と訊きやがる。
(無いから手を挙げてないんだっつうのボケが。)
とは言えないので、ニコニコしながら、
ありません。
と言った。
いや、就職活動の正解からして何かでっち上げりゃいいんでしょうが、その後の顛末は今に至るわけですが。
それはそうとして。
そしたら、さらにその学生が
趣味は何かあるでしょう。
とのたまう。お前は何だ。何者だ。面接官じゃないだろ。黙ってろ。フォローのつもりかよ。俺のことはいいから自分のことを気にしろよ。
どうしようもないので、まだ私はニコニコしながら
強いていえば読書でしょうか。
と言った。
そこはその次の次の個人面接で落とされましたね。
そのグループディスカッションで同席した学生とは別の説明会で会って「いやー困ったよあいつ何なの」と言うと「いやいや、独特の雰囲気でしたよ、一人だけ別の川岸に立っているみたいでした」と言われた。
彼岸かよ俺は。
結果的に彼らとは別の岸のまま、彼らはおそらく社会人になり、私は大学院に残ったわけですが、今でも時々あの頃のことは思い出します。