「2001年宇宙の旅」が進化をテーマとしているというのは

高校時代に衛星放送かなにかでやっていたのを観ていて寝てしまい、大学時代もレンタルして観て寝てしまい、「シン・レッド・ライン」と並んでいつかキッチリ観てやろうと思う映画の1つである。ふとこの間少し観ていて、冒頭にある人類の夜明けのシーンで驚いた。長すぎる。2001といえば猿が道具に覚醒するシーンがわかりやすいから印象に残りやすい。でもその印象は捏造されている。骨を道具として使うのに覚醒するまで延々10分以上にわたって猿の群れの日常や群れ同士のいがみ合いが出ている。印象ではそういうクソ長いシーンがスッポリ抜け落ちてしまって、一番ドラマティックな骨のシーンだけが記憶に残る。
進化をテーマにしたというのは、道具の獲得だけではなく、進化に必要な圧倒的に何もないクソ長い時間の退屈さもしっかり描いているということなんだ、と思い至った。