部屋が片付かない

本が多い。読むのが遅い。そこに本棚がない。片付けるための構造が欠落しているわけだ。
段ボール箱がそこにおっかぶさっていく。いつかその本を送ろうと思って残してあるものである。しかし本はいっこうに読みすすまない。読むのも読みやすい文庫ばかりで、片付けには寄与してくれない。もっと大物を読めば良いのに。
全部いったん放棄して、実家に送れば、さしあたっては集中できるのだろう。
今夏は帰省できまい。夏、好んで着たのが、UNIQLOの形状記憶半袖シャツだった。縦縞ストライプ柄で、型紙はあまり良くなかった。ややタイトに着たいと思って、敢えてMサイズを買った。洗濯したあとの取り回しが最高に楽ちんだった。いま、私の部屋には一着しか出ていない。奥の方にあるのか、それとも実家に送ったのか、わからない。こういうときにEVERNOTEで撮影してあると便利なのだろう。少なくとも、実家にこれらのシャツを送るとき、Evernoteをまだ使っていなかった。Evernoteになんでも放り込んでいる。
ことあるごとにSalkの日々を思い出す。がむしゃらに実験した。最高の土地だった。車はなかったけれど、楽しかった。二ヶ月行くなんて、大学院生でそうそう珍しいことではない。確かにちょっと、過剰なコミュニケーションに疲れたこともあった。でも、ずっと前を向いていられた。後ろを振り返っている日々はなかった。どうしていまこんなに後ろをむいてしまっているのか。この一ヶ月、何でもやると決めた。今年学位に向けた予備審に出せるかどうかは今月の進捗で決まる。インバーPCRは、マラソンのゴールになっているスタジアムの扉をこじ開けられるのか。