殺シ屋鬼司令II

世界一物騒な題名の育児ブログです。読書と研究について書いてきました。このあいだまで万年筆で書く快感にひたっていました。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

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壁は突破した、

その先に漆黒の闇が続いていた。ぬめる岩床をひとあしひとあし確かめながら進む。何度も転びそうになって、なかなか進まない。光は見えない。手探りもいいところだ。ここさえ抜ければ、という点に確証などあったわけではない。
ただ進むことだけのために生かされているような気がする。