買い出しと巨人の面

松屋もなく、ラーメンもなく、とくらの焼き魚定食もないので、自炊になる。とはいえ、パンや、シリアルや、出前一丁や、インスタントうどんや、缶詰のチリコンカンスープを使ったりするので、せいぜい「自宅食」という程度になる。
食後すぐに洗い物をする。余韻を愉しんだりしない。それで妻には疎まれる。たしか村上春樹が書いていたことだと思うのだけれど出典は思い出せない。
これは特に単身者の自宅食で重要だと思う。洗ってしまえばいい。単身者にとって、食後に一息ついてから洗い物をするより、食後に洗い物をしてから一息つくほうが有意義である。単身者の家事は、そのひとの活動のベースとなるものだから、なによりも重要なものだ。
スーパーが遠い。40分に一度来るバスに乗って10分ぐらいのところにある。それでも何とかならないわけでもない。両手にみっしりと買い物袋を提げてバスを待つのはつらい。豆腐と卵と豆乳は重い。
はじめてこちらでスタバに入った。
スーパーマリオに、巨人の国みたいな面があったが、あれはちょっと違うなと思った。あれはモノが大きい。とはいえ、マップが法外に長いというわけではなかったのではないか? しかし、実際の巨人の国では、ぜんぶ大きくなる。マップも長い。家と家の間が長い。したがって移動にたいそうくたびれる。
インターネットを引きに来た人に、「日本ではこの(今の部屋の上がり端のスペース)ぐらいの家に住んでいた」というと、「マジ? claustrophobics になんなかった?」と言われた。言い得て妙と思う。
いや、その単語は知らなかったけど、推測したとおりの意味だった。