10月31日発売の和文専門誌『海洋と生物』10月号に「精子と卵の起源にせまる:群体性ボルボックス目藻類の有性生殖」と題して、和文総説1篇を寄稿しました。特集「緑色藻類の性」を構成するうちのひとつとなっております。大学院から一貫して進めている、群体性ボルボックス目緑藻を「モデル系統群」として利用した、同型配偶から異型配偶・卵生殖が出現した過程に切り込む進化生物学の歩みを解説しています。
幾人か友人たちでも総説がすでに成っている方々がおり、夢と憧れていたのが、今回の掲載で叶う運びとなりました。指導していただいた諸先生方と『海洋と生物』編集部の皆様にはお世話になりました。今後とも何卒よろしくお願いします。