6年前にネットで知って興味を持って買って渡米するときに自炊してiPadのGood Readerに入れたまま積んでしまっていた『森林飽和』を読んだ。
- 作者: 太田猛彦
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ、自炊した本の中で読んだ本と読まない本、紙で買って読んだ本と読まない本、電子で買って読んだ本と読まない本というのがある。
やはり電子で買って読んだ日本語の本というのは2,000冊あまりあり、いま40%ほど読めていると思う*1。これはおもしろいことに数字で出せるわけだ。英語の本はかなり残念な結果におわっているけど、そもそも買った数が十数冊と、プールが小さいということもある。もっとも、これは言い訳である。
さて自炊した本もとてもプールが小さい。しかも、これの場合は、すでに読んだ本を再度参照するために入れてあることがある。実験手技解説本などもそうである。例えば自炊した本で読んだと覚えているのは『利己的な遺伝子』だった。
PDFをiPadで読むためには色々なアプリがある。Good Readerは一つの定番だったが、ことiPad Proの時代にApple Pencilと合わせて使うためには少し描き込みが煩雑になってしまい、PDF Expertを使うのがスタンダードらしい。私もこれを使ってとてもよかった。
PDF expertは見開き表示ができる。しかし残念ながら日本語の縦書き・右綴じ本に対応していない。だから、一ページ固定表示で読んでいった。
四種のペン先を替えながらマークアップしていくのは非常にスムーズだった。
ペン先だけを描画として認識して、手の接触はページ送りとして認識し分けてくれるのも助かった。
*1:額として幾らかはわからないが、仮に一冊500円とすると100万円ほどになるのか……マジか?! でもかなり無料のマンガ本を落としているので、そんなに行かないと思う。