とりあえず、暑かった/勉強会のプロデュース

最初は良かった。

あれ? 日本の夏ってこんなに過ごしやすかったっけ?

とさえ思った。2年前に日本に帰るまで、アメリカの中西部は必ずしも(それこそカリフォルニアのような)過ごしやすい気候ではないものの、日本の蒸し暑い夏から比べれば決定的だった、と思っていた。それが、そうでもなかったかな?と一瞬気を抜いた。
間違いだった。
連休前後にあの豪雨があって、そしてやたらと暑い日が来た。死ぬかと思った。
私のApple Watchは私の行動をログし、毎日一定量の運動(エンデュアランス)をするよう促してくる。
しかも毎週わずかずつゴールをきっちりストレッチしようとしてくる。でも、雨が降ったり暑すぎたりするとゴールは簡単には達成させてもらえなくなる。
だから雨の止んでいるすきに走ったり歩いたりして稼いだ。
それでひと月ずっとゴールを達成できるとバッジがもらえる仕組みだ。
7月は当地でやっている勉強会で、(振り返ってみると長年になる)学友の発表を招いた。
https://kyoto-open.science/?p=592
彼にとっては幾分アウェーでもあり、そこに自分が招いたわけなので、なるべく事前サポートをしたいと思って打ち合わせを設けた。知り合ってから10年ほどの間に目にした、彼が書いたり、折に触れ話をして来たことで私の中にイメージしている彼のアイデアを、発表に先立ってぶつけていく、ぶつかり稽古をした。ネタ出しやブレインストーミングをし、スライドにコメントをした。
先週のことだ。
発表は赫赫たるものであった。
アップル創業者スティーヴ・ジョブズで有名な現象に「現実歪曲フィールド」というものがある。私はひそかに期待していたのだが、彼の話術は、聴衆に「わかった」という感覚を強く与えるものだと思っていた。私は正しかったと思った。