今年は『薔薇の名前』を読み切ることができた

ウンベルト・エーコ薔薇の名前』を読み切ることができたのは、自分にとって今年比較的大きな達成だった。

薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈下〉

薔薇の名前〈下〉

正確に覚えていないが大学時代に古本屋で買ったと思うので15年間積ん読だった。積ん読だった理由は

  • 長い
  • くどい
  • 映画を見てオチはわかっている

ウンベルト・エーコ、やたらと読書人の中で持ち上げられるのだが、私はあまり肩入れをしないので、碩学あるいは智者の書いた小説として読むということはしなかった。
むしろ「中世キリスト教神学者の日記・書簡のパロディ」として読むことに徹することでどうにか「ノる」ことができた。「中世の神学者ってこうだよね、こういう言い回しするよね、こういう思考だよね」ということを拾っていった。