殺シ屋鬼司令II

世界一物騒な題名の育児ブログです。読書と研究について書いてきました。このあいだまで万年筆で書く快感にひたっていました。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

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ソースコードやバイナリとしての本

本はそのままでは活かせない。パソコンでもソフトはインストールしないと使えないのと同じである。

本は、特に「アイデア」を書いたものは、いってみればソースコードにあたる。自分のなかの経験や知識と照らし合わせながらひとつひとつの文章を自分のからだのなかでコンパイルしてインストールしていかないと使い物にならない。

イデアというのは理論や考察を書いてあるものだ。教科書ともいわれる。

いっぽうで、ハウツウ本として揶揄されることの多い本もある。

これはプログラムになぞらえれば、配布されているプログラムでもすでにコンパイル済みでダウンロードしてすぐに使用することができる実行可能なバイナリの状態のものということもできるだろうか。

こうした実行可能バイナリも、実行しなければ宝の持ち腐れである。

本を使いこなせるかどうかは、自分にも大きな責任がある。

プログラムはダウンロードしただけでは足りず、インストールしなくてはいけない。

インストールしただけでは足りず、適切に実行しなくてはいけない。