「三体」シリーズを読み進めている
非常に長い小説だが読み始めると止まらない。
いま、『三体III 下巻』を読んでいる。
シリーズとしてはこれが最終となっている。
もうすこしだ。
週末に読み終わるだろう。
そもそも読者がなければたちゆかない
「三体」シリーズを読み進めて思ったのは、1冊目の『三体』からすでに「なるほど、中国人は自分たちのイメージをこうやって持ってるんだな」ということがわかる。
また、群衆はこうやって動くものなんだ、というモデルが共有されているようにも思う。
群衆たちはあれこれのイベントが起こるたびに、群衆は右往左往して、ときに過激な行動に出る
そこで出てくるのは、なにか中国史を聞きかじるときにうかがえる「特異さ」に通じている。
いうなれば、その最初の国で「ウケ」ないといけない。
こういう描写から、中国人の自意識といったものが透けて見えるように思った。