先日の電気ポットの記事に石林グミさんからTwitterでおことばをいただきました。
哺乳瓶がガラス製かプラスチック製かでミルク冷ましタイムにスゲェ差がつくんだよな……1人目プラ2人目ガラスにしたらガラスの方が冷める速度速くてビビった
— 🎍石林グミ🍼🥣 (@__stein) 2022年1月2日
粉ミルクの調乳には電気ケトルではなく電気ポットを使う - 殺シ屋鬼司令II https://t.co/jq7pbdan4s
グミさんは2人のお子さんを育児中です。一人目(おにいさん)のときから読ませていただいていて不妊治療などの経験をオープンにしていて勇気づけられています。
調乳で電気ポットと同レベルで重要なのが哺乳瓶ですね。大事な項目なので、わが家での実践を簡単にメモしておきます。
わが家で哺乳瓶のリサーチと選定にあたったのは妻です。本記事を執筆するにあたって妻にあらためてヒアリングしました。
わが家ではガラスとプラを両方使用しています。ですから両者の特性を実感しています。
また、このつかいわけかたもこの記事で解説します。
目次
ガラスのいいところ、わるいところ
【いいところ】
ガラス哺乳瓶の利点として注目したのは「傷がつきにくい」ことでした。
出産準備中(つまり1年以上前です)、妻が非常に参考にしていたのはYouTube「助産師HISAKOの子育てチャンネル」でした。この方は助産師ということで、出産に関しては専門家です。
また、わたしも妻から教えられていくつか視聴した動画は、育児・出産の現場に根ざしていると感じました。
そこで最初の哺乳瓶としてはガラス製をアドバイスしていました。
わが家で現在も使用している哺乳瓶はこの製品です。
この製品を選んだのは次の理由です。
- ガラス製で傷がつきにくい
- 乳首部分がシリコン製パーツひとつなので手入れしやすい
- 評価の高い「母乳実感」レーベル
- 【注意!】おなじ「母乳実感」レーベルでも、乳首がシリコン製パーツひとつのものと、プラスチックアタッチメント+シリコン乳首で組み立てるものとあって、これらは互換性がない!
- (購入後に判明したことだが)産院等で採用されていた
これは出産後にプラスチック製を買って判明したことですが、石林グミさんの書いたように「冷めやすい」ということもわかりました。
電気ポットの記事で書いたように、調乳後に赤ちゃんがやけどしないように、ひとはだまでじゅうぶん冷ます必要があります。
これは面倒ですが、粉ミルクを安全につかうために、大事なことだと考えています。
だから「殺菌に適した温度(湯温>70℃)で粉ミルクを溶かす」→「ひとはだまで温度をさげる」という作業をスムーズにするためには、熱伝導率が高い、つまり冷めやすいほうがいい。
そして、傷がつきにくいということは、ブラシをつかってしっかり洗うことができます。清潔にたもつことができて安心だということです。
このブラシは完全に哺乳瓶にマッチしていて、くるくるまわすだけで奥まできれいになります。
これにくわえて、乳首用のブラシも配備しています。
【わるいところ】
ガラス製は重いし、落としたり衝撃をあたえたりすると割れて破片が飛び散るので危険ということがあります。当然ですね。
プラスチックのいいところ、わるいところ
【いいところ】
プラスチックはそうすると、ガラスの逆で、軽いです。そして、絶対に割れないというわけではないので取り扱いに注意する必要はありますが、軽いことで衝撃を受けても割れづらいかもしれません。
プラスチック製もピジョンの母乳実感で、240 mLです。乳首はSS(新生児)サイズをつかっています。この240 mLに付属しているのはMサイズなので、SSサイズは別に購入しました。
乳首のサイズは(ガラス製用もプラスチック製も)産まれてからずっとSSサイズです。
さらにこのタイプがいいのは、プラスチック製のフタがついていることです。フタがついていることで、調乳時間と授乳時間がズレる場合に、フタをして移動することがかんたんになります。
プラスチック製が冷めにくいということは逆に少し時間が開く(10分程度)ときはむしろ保温にもなるということです。急いで冷ましたい時は、ウェットティッシュを巻き付けることで「気化熱」(液体が気化・蒸発するときに奪っていく熱)を利用して冷ますこともあります。
【わるいところ】
逆に、「冷めにくい」、そして「傷がつきやすい」それで、ブラシではなくスポンジで洗う必要があります。
使い方はガラス専用のブラシタイプと同じでくるくるまわします。
ガラスとプラは適材適所
わが家ではガラス製2セットとプラスチック製1セット、合計3セットの哺乳瓶をつかっています。
だからわが家でつかっている哺乳瓶と乳首とブラシ・スポンジのセットをまとめるとこうなります。
- ガラス製
- 母乳実感 直付け哺乳瓶200 mL+SS乳首 2セット
- プラスチック製
- 母乳実感 240 mLボトルと別売りSS乳首 1セット
- ブラシ
- ガラス製哺乳瓶用ブラシ1本
- プラスチック製哺乳瓶用スポンジ1本
- シリコン乳首用スポンジ1本
なぜ哺乳瓶が3セットあるか?
家ではガラス製、外出時はプラスチック製を使っています。
特に新生児期は長い時間の外出はしませんでした。したがって外出のことを考える必要がありませんでした。重くても何も問題がなかったのです。
それよりも、安心と頻度のことからガラスを2本ローテーションする、ローテで行くわけです。
いっぽう、ある程度大きくなって、外出することも増えてきます。そうすると、まず赤ちゃんが重いところに、さらにガラス製の哺乳瓶も携行すると、疲れます。だから、外出時にはプラスチック製を持っていくわけです。
もちろん、洗い物をうっかりわすれてガラス製がたりない! というときはプラスチック製を予備に使うこともできますし、逆に、どうしても長時間外出しないといけない、というときは、プラスチック製に加えてガラス製も持参する柔軟な運用をしています。
これがわが子が誕生して以来つかっている哺乳瓶のガラス製とプラスチック製の使い分けでした。
【関連】
哺乳瓶の消毒については、エビデンスを参照して書かれているこの本で説明されていたことをベースに考えてきました。
【これまでの育児記事】
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