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イヤーピースで耳の穴が荒れた
昨年からAirPods Proを愛用しています。
ノイズキャンセリング性能もいいですし、使用中のデバイスに自動的にリンクしてくれることも、また、デバイスとの操作のラグもほとんどない感じがしてとても気に入っていました。
ところが4月なかばに、耳の穴の感じがおかしくなってきました。
いつもとちがう、カサカサした耳垢が、かなり量がおおくでてきました。
また、耳の穴のなかで血がでているかんじもありました。
すぐに病院に行くべき
異常があれば耳鼻科にいくのがベストです。
わたしは耳鼻科に行く機会を逃して行けていません。
調べてみると、ヘッドホンを一日中装着していることで外耳炎になる例があることがわかりました。
ひとまずAirPods Proの使用をとりやめました。
かわりに、でかけているあいだにヘッドホンがしたくなったらEarPodsをつけていました。
EarPodsは、かつてiPhoneに付属していた有線のヘッドホンです。
EarPodsは、シリコンのイヤーピースがついていないので、耳の穴に負担をかけません。
逆に、いまはイヤーピースのついていないヘッドホンがすくなくなっている印象です。
AirPods Pro以前に使用していたノイズキャンセリングヘッドホンも、イヤーピースがついています。
手持ちの選択肢としては、EarPodsしかなかったのです。
耳を休ませて耳垢が減った
AirPods Proの使用を控えて2ヶ月弱たちました。
耳垢は改善してきたと感じます。
ひとつ強調したいのは、原因はAirPods Proであるともいえるし、そうでないともいえます。
AirPods Proの問題は便利すぎることです。
メガネやマスクの装着にも影響がありません。
これが、AirPods Proを導入した最大の要因でした。
マスク着脱にもコードがからまらない。
とても便利でした。
そしてノイズキャンセリングは非常に快適です。
通勤の騒音はなくなります。
また、実験室は、さまざまなファンや機械音でかなりうるさい。
そうした騒音を一気に軽減してくれる。
だから、気がつくと一日中装着してしまうのです。
ひとによっては、音量の問題もあるかもしれませんが、ここでは皮膚・耳孔への影響をかんがえています。
いっぽう、他のヘッドホンがいいかというと、イヤーピースのあるものだとやはり負担です。
ただ、その負担が、他のヘッドホンでは「不便だから」四六時中つけているというわけにはいかなくて、発生しないだけなのではないかと感じます。
逆にいえば、イヤーピースのないAirPodsや、逆にオーバーヘッドのAirPods Maxであれば問題はおきにくいと予想はできます。
ただし、ProでもMaxでもないAirPodsではノイズキャンセリングはできないです。
こうした理由があるので、やはり、AirPods Proをヘッドホンとして利用しないあいだは、耳からはずしておくことにしました。
つまり、「ご利用は計画的に」ということです。
意識的・計画的なデバイスの利用で、心身の健康をまもりたいものです。
【追記】2024年1月時点の解決策
記事を公開してからは、炎症が治ったと思ってまたAirPods Proを使用して、また炎症が起きて……という繰り返しが続きました。
半分諦めて、オンラインミーティングの際にはオープンエア型の安いヘッドホンでしのいでいました。
その後、一つの可能性として、耳の穴に負担が少ないらしい、ウレタンフォーム式のイヤーチップで改善するかも知れないということを知りました。
商品は、私の買ったブランドと同じですが、アメリカのアマゾンのため同一ではないかも知れません。一例として挙げるものです。
純正品のイヤーチップはシリコン製です。シリコンは実はウレタンフォーム製に比べると、蒸れやすく皮膚への刺激があるのかも知れません。
つまり、ウレタンフォームに変えると刺激が軽くなって炎症を起こさなくなるかも知れないのです。
しかも、このフォーム製には、防音性能は高いという触れ込みです。
その部分はあまり重視していなかったので、低刺激第一で導入を決めました。
結果は、見事に炎症が起きなくなりました。
個々人で症状は違うでしょうから一概には言えませんが、安くない買い物を無駄にしたくないですよね。3,000円程度の出費で、また高性能のヘッドホンを使えるようになったので大満足です。
