博士論文は大著というイメージがある。先行する研究を余すことなく咀嚼し消化し、自らの研究活動をそこに位置付け、自分自身の意義を理由とともに主張する。 林尹夫『わがいのち月明に燃ゆ (ちくま文庫)』という戦死した戦中の学生の日記にも、大著を書かね…
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