倉田百三「愛と認識の出発」

行き帰りの電車、めぼしい本を手にしそびれたり、マシンを運ぶので重たいので本を抜いているときなど、iPod touchに放り込んであったこの本をめくってみる、戦前の学生のベストセラーだったはずの「哲学書」だ。しかし、流石にこれは脳ミソお花畑過ぎやしないか?
それよりは、夏目漱石の自転車日記の方がよほど面白かった。ロンドンで自転車に乗ろうとして練習している間に繰り広げるドタバタ、果たして彼は暴虐のばあさんの愚弄を乗り越えて自転車を乗りこなすことかできるのか? 真相はおのが目で見届けよ! といったところだろう。