殺シ屋鬼司令II

世界一物騒な題名の育児ブログです。読書と研究について書いてきました。このあいだまで万年筆で書く快感にひたっていました。当ブログでは、Amazonアフィリエイトに参加してリンクを貼っています。

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2020年生まれの子供にとってのエヴァは、自分にとっての「七人の侍」

一昨年シン・エヴァンゲリオンが公開されて新劇場版シリーズが完結した。

エヴァはわたしが中学校のときに放映がはじまったので、リアル「中二病」とともにあった。というより、じぶんの自意識そのものがエヴァでできたといっていい。エヴァのひとつひとつのモチーフがじぶnの世界をかたち作ってしまっている。

2020年に私も子供を授かった。その子供にとって、1995年にテレビ放映がスタートしたエヴァとは、どういう時代の存在なのだろうか、ということを考えることがあった。

この問題を自分視点に変換するために必要な補助線は、自分が生まれた歳から25年前に公開された映画というのは何か? ということだ。

1982年生まれのわたしにとっては、1957年である。

この年のアメリカ映画に「戦場にかける橋」というのがある。

そしてハンフリー・ボガートが亡くなっている。

1956年に目を移すと、「蜘蛛巣城」が公開されている。

1954年には、「ゴジラ」そして「七人の侍」がある。

ゴジラ

ゴジラ

  • 宝田 明
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そんな事を言ったら、私の子供にとって私が生まれた年というのは、私が生まれた年からすると戦中になるのだ。