男盛りの夏

昔は夏と言えばとても耐え難い季節に思っていたはずなのに、ほとんど目立ったダメージも受けることなく、7月の声が聞こえると気温がただ上がって、8月も終わり頃になって最高気温はそのままにまた朝夕から気温が下がり始めて、空は高くすじに雲がかかる。日々に嫌なことがあってもすぐに忘れて流していくことが、人間がもつ意識の基盤を「まのあたりにする世界の現象の認識」と「その認識で惹起される感情」が束ねられて撚り合わされたものとイメージするようになってからできるようになってきて、産まれてからの来歴によって醸成された係数に現象の認識が飛び込んだときの一過的な反応であると感情をみなしているので、ただその感情の高まりが拡散するのを待つばかりである。
昔は相当な汗かきだった。いまでも汗かきなほうだからタオルを忘れないようにしている。タオルを忘れると冷や汗で発汗量がどっと増える。