梅棹忠夫の机のことを思い出す

extinx0109y2012-12-09

IKEAで注文した机が金曜日に届いたので土曜日に組み立てた。150 cm x 75 cmと、これまでに一人暮らしで使用した机のうちでもっとも広大なものとなる。そして値段は、送料も含めて70ドルで、そうした机の代金としてもたぶん一番安く上がった。
知的生産における机の重要性はすでに梅棹忠夫がきっちり論じていて、そのことを当然思い出して注文した。

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

かれが紹介したのはファイルキャビネット(おそらく2段)の上に「戸板」をのせて机とするアイデアだった。もちろんこれも考慮した。しかし「戸板」というのもホームユースでは(オフィスであろうと)大して手に入りやすいというわけではない。どこか任意の戸を外すというわけにも行かない。
そのほか、考慮していたのは(じつは、はじめは)trestleとかsawhorseという、ただの「台」、「脚」を探していたし、それは確かにIKEAのラインナップにあった。
よく、建築家の仕事場(アトリエ)などがこのsawhorseで組まれていたりする。ほんとうはこの台のことを知ったのは、長崎快宏という手帳術・ノート術などの本を90年台によく書いていた人の仕事場についての話を高校時代に読んでいたからである。それを15年以上覚えていたということになる。
机一つから始める 入門書斎の技術

机一つから始める 入門書斎の技術

この本の表紙(とはいえ、第三者画像によるためにアマゾンに飛ばないと見られないが)に描かれているのがまさにそれである。
しかし、みていくうちに、決してtrestleは安くはなく、ポール式の脚のほうが、はるかにやすいことがよくわかった。それで、「大きい板と四本の脚」を注文してそれがスルスルと届いた。
とはいえ、Macbook AiriPadのほかに、特に置くものもない。
sawhorseで検索していると

How to Build a Sawhorse | The Art of Manliness

というエントリをもつサイトにもぶち当たった。 "The Art of Manliness" という。男臭い……
しかし、確かに「それ」だったし、sawhorseが「買う」ものではないこともよくわかった。如何にも、部材さえあればちょいちょいとできてしまうように見える。そして実際、自分のアパートの地下に行くと(洗濯機乾燥機一式がここに置かせてもらってある)、まさにこの作り方で組んであるsawhorseが置いてある。
自分がそういう文化をもつ土地に暮らしているのに気づいた。
『ハックルベリ・フィン』は300ページ弱まで読んできた。これで半分だ。