殺シ屋鬼司令II

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5パラグラフで書いて、みっちり直してもらうことが重要

知的な大人の勉強法 英語を制する「ライティング」 (講談社現代新書)

知的な大人の勉強法 英語を制する「ライティング」 (講談社現代新書)

読み終わってはいないが、根本の主張を受け取ったと思えたのでまとめておく。

  1. 知的な英語練習として一番効率がいいのは書くことだ。
    • 5パラグラフで書く。すなわち、序論・根拠1・根拠2・根拠3・結論である。
    • 同時に重要なのは、書いたものを、よく訓練されたちゃんとした教師に読んで訂正してもらうことだ。これが、英語学習のうちで一人では難しい部分だ。
  2. いわずもがな、語彙・文法は基礎である。

第3章の内容である。TOEFLのWritingセクションの話とも共通することが多いかと思う。
興味深かったのは、帯に記されている5パラグラフでのライティングについてよりも、やはり訓練された教師につかなければならないという点だ。アンチ・バベルの塔が、外見には単なる辞書の暗記のススメみたいだが、実はひたすら復習の必要性を語っているのと同じようなものだなと感じた。いつも、うわっつらの向こう側に一番重要なポイントがあって、それを押さえなければいけない。
帯はよくわからない。

追記

第三章で提示される、大胆な仮説に思わず唸った。
米国人は、外国人・下級民に対してはESLの会話中心のDQN教育を行い、上級民の中での教育は読み書きを中心とした厳格な学校英語を遂行しているという差別がある。