はてブとタンブリラ

はてブとタンブリラは相性が悪い。
タンブリラはいちおう「ブログ」の亜種・変種であることを標榜している。ところがこのタンブリラのエントリにたいしてはてブをする段になってハタと違和感を感じる。これはいったい何か。ここではソーシャルブックマークとタンブリラの間の対立のようなものを眺めてみたいと思う。

  1. リブログの習慣と、はてブという評価方法が噛み合わない
  2. サービスとして喰い合ってる

ということだと私は認識した。
ソーシャルブックマークというサービスでは、"A"というアドレスに対して多くのアカウントがブックマークすることで、人々の関心が可視化される。ホッテントリは「いま、もっとも関心を集めているアドレス」という姿をとる。タグとコメントによって人々の関心の種類がわかる。
タンブリラにはリブログという機能がある。タンブリラアカウント間でエントリを転載しやすくしてある。リブログ機能によってエントリが転載された経路は、転載の前後で可視化されている。やはりこの転載も人間の関心の可視化である。
転載とブックマークという引用サイズの違いはあるだろう。しかし人間の関心を可視化する点で両者に違いはない。
ソーシャルブックマークが依拠するドグマは、アドレス≒関心の対象である。しかしタンブリラでは関心の対象となるアドレスが一つではない。
アドレス"B"で指定されるエントリがタンブリラ内で話題になったと考えよう。タンブリラ内での関心拡大はリブログされアドレス"B+", "B++", ...となる。このどのアドレスもがブックマークされうる。
"B"の本来のブクマ数は、"B+", "B++", ...すべてのブクマ数をも合算したものでなければならないはずだ。しかし実際はそうではない。"B+", "B++", ...それぞれ別々のブクマの纏まりができるだけで、それ以上まとめられることはない。
最近では私は、自分のネット活動がタンブリラされているかどうかを検索するためにgoogle: (thinkeroid OR 殺シ屋鬼司令) site:tumblr.com -site:thinkeroid.tumblr.comをときどき見ている。
共食いは単純で、リンクしてコメントをつけることがタンブリラでも可能だという事だ。これは極個人的に使う上では全く問題がない。ただし、ソーシャルブックマーク自身でも上京は同じなのだ。ソーシャルブックマークでも、全く利己的な自分のリンク・コメントでも、いやむしろであるが故に「知の構造化」に寄与することとなる。もちろんブクマには自己顕示欲を満たすためのコメントやブックマークが多くあるから、すべてがこの通りであるというわけではない。
こんなことを気にしてしまうのは私に文章を書く上で評価を気にする習慣があるからだ。