地中海の風が強い


ホステルを11時ちょっと前に出た。若干電波が弱いもののWi-Fiも使えて、いい宿だった。風が強い。歩いて5分のところにある駅でキャリカーを預けた。4ユーロ。

見遣るとノートルドムドラガルドの教会が見えた。堀さんが「ノートルドムドラガルド教会に私からよろしく」と仰ったので行ってみることにした。歩いて港のほうまで行った。途中、アラビア系おっさんたちのたむろする街路を通過した。危険かもしれないと思った。来るなら来いと思ったが何もこなかった。海沿いまで出た。

船が泊まっていた。

目の前まで海があった。レストランが並んでいた*1。ここから坂を上れば教会だった。

坂を上っていった。

坂を上っていった。

坂を上っていった。けっこう長かった。
坂を上って行って階段を上ると教会があった。

絶景。

絶景。

絶景。

うんち。タッパには詰めなかった。風が強い。500 mlのevian水が足りなくなった。結構乾燥する。中でも外でも写真を撮った。

降りた。降りるのも一苦労である。
ブイヤベースを食いたいと思ったが地球の歩き方によるとおすすめのレストランではブイヤベースは二人前以上で量も多いということだったのでちょっと敬遠した。街路にKEBABという看板が下がっていたのでついつい入ってしまった。「ボンジューむっシュー」「ボンジュードネルケバブ!」といったら「ドネルケバブ、なんちゃらかんちゃら、ボウンズー?」(と聞こえた)とおっさんにいわれた。おっさんは両手の4指と親指で輪をかたちづくって「ボウンズー?」となおも聞く。ボウンズーがなにかわからない。何かわからない上になんと聞けばいいのかわからない。わからないなりにまあ食えるだろうと思い、「ボウンズーシルブプレ」と言ってやった。4ユーロ。店の外に椅子やら何やらが並んでいてヤローどもが食っている。

食っている。

若いチャンネーが通っていく。チャンネーが交叉点を渡る。ヤローどもがはやし立てる。何かと思ってみると風でチャンネーのスカートがまくれそうでチャンネーは手で押さえている。ヤローどもはやし立てる。風が強い。チャンネーが通る。ヤローどもが注目する。俺はこういうのは好きだ。
飲み物を飲みそびれたので港脇の店にJus de トロピカルなんちゃらと書いてあるので入って「ジュス ジュスデバナナ」とマスターに言った。「パルドン?」と言われた。「バナーナ」と言った。「(なんとかなんとか)セコンド」言われた。要するに待てということだろうと思った。待った。店のおねえちゃんはミキサーを扱えなかったのでマスターが作った。すぐできた。4.50ユーロ。外の席で飲んでいると古事記一家が来た。「ノ・ティエネ・ラ・マネー」と言った。しつこかったが、「ノ、ノ、ノ」の一点張りを繰り返したらどっかいった。スペイン語と英語交じりで日本人がフランスでアラブ系のルンペンを相手にしている。相手にしてはいかんのだろうが。刺されたらどうしようとかすこし考えた。
フランス語は話せないのでボンジュール、メルシ、オールボワー、パルドンあたりでお茶を濁している。あとはジェスチュアで乗り過ごしている。人間同士なんとでもなるものだとか思っている。
ツーロン行きの電車の切符を買った。支払いはIC付のクレカでできた。暗証番号叩くとCODE BONとか出る。改札は人手だった。そのまえに自分でガチャッとやるらしかった。前に並んでたコーカソイド婆さんはわかってなかった。旅行者だったのだろうか。
マルセイユからツーロンまでは一時間だった。この日記をちょっと書いていた。
ツーロンの駅前に着いたが、シャトルバスの第一便は出た後だったので第二便を待つ。


駅前のCAFÉって書いてある店に入ってみた。カウンターのところで「ソーダソーダディアボロ」とかいった。何か二つぐらいあるらしかったがわからなかった。白いのと赤いのと緑のとあったがよくわからなかったのでとりあえず一番右の緑のを指差した。おやっさんになんか言われた。席で待ってろ、ということらしかった。席で待つもののようだった。緑色の薬みたいなのが来た。それで時間をつぶした。
シャトルバスに乗ってきた。メチャメチャはちゃめちゃリゾートなんですけど、遊べって言うことですかね。

全般的に埃っぽくて暑かった。ジャケツを着ているせいでもある。ジャケツを着ているのは、これがハンドバッグ代わりだからである。ポケットにいろいろ入っている。夢とかは前は入れていたが、いまは入れていない。次の夢を待っている。
これまで犯罪的なものは来てない。強盗とかひったくりとかには会ってない。
ああ、そうか、度量衡がメートル、リットル、グラムだから割合に違和感が無いのか。数を数えられても英語でもわからんしな。

*1:素寒貧空回りカッポレ団十郎、という言葉を思い出したが、それはイタリアだった。