家族と食事していて
「まだお腹が空いてる。もっと食べたい」
と言われることがある。
これまでの経験から、その感覚をもとにおかわりをした家族が、後から満腹になって苦しいということがあった。
だから、わたしは
「多分後から来るよ。やめておきなよ」
と言ってなだめていた。
ただ、あまりにもそうした事例が繰り返される。
なにか印象的ないいかたでそれを伝えたい、と思った。
食欲・満腹感とリアル容量の齟齬である。
それを言い換えるなら幻影、ファントムだ。
ファントムといえば、「オペラ座の怪人」だ。
だから最近では「オペラ座の怪人」のテーマを口ずさみながら腕を大きく広げて顔を掌で半分隠し、
「その食欲、ファントムじゃ無いかーい? 幻じゃ無いかーい?」
と呼ばわるので、ややドン引かれている。
ザ・ファーーーーントム・オブ・ジ・オナカ・イズ・ヒア!
そうはいっても、わたし自身も程度の差こそあれ、空腹感・食欲というか、食習慣、いや、もっと言えば、かつてならこれくらいは食べられた、という、慣性の法則のような、いわば「食・慣性」みたいなものにしたがって食べてしまい、ひどい目にあうことが、最近増えてきたのだった。
家族と食事していて「まだお腹が空いてる。もっと食べたい」と言われると、これまでの経験から後から満腹になって苦しいということがあったので「多分後から来るよ」と言ってなだめていたのだけれど
— 浜地 貴志 (@hamajit) 2022年2月14日
あまりにもそうした事例が繰り返されるので、最近では「オペラ座の怪人」のテーマを口ずさみながら腕を大きく広げて顔を掌で半分隠し、「その食欲、ファントムじゃ無いかーい? 幻じゃ無いかーい?」と呼ばわるので、ややドン引かれている。
— 浜地 貴志 (@hamajit) 2022年2月14日